09/12/20(職人美術史)

20091220181900
県美へ写真を撮りに行く。男鹿和雄展をやっていた。親子で疲れ果ててしまい絵自体は見られなかったけど、図録を買う。高畑勲と山下裕二の序文に感動する、前者は現代"アート"と絡めた「八方まるくおさまる」(けれども絵とは何かを考えさせるだろう)というくだり、後者は日本美術史の無名性のくだり。特に後者にはマッハで首肯、あああああそうだねそうだよね!! 例えば今のpixivに溢れてるようなアノニマスな「絵師」たち、またそれを受け入れ楽しみ再生産(或いは複製)していく人々、のサブカルチュラルな迸る勢いは、想像だけど浮世絵を楽しんでいた大衆のそれらと重なるんではないか。手元で個人的に楽しむものという点でも。もしかしたらこれらのジャンクなイメージ群も、いつかずっと時代が過ぎてから、逆輸入みたいなかたちでハイカルチャーに祭り上げられるのかもしれない。でまた作者同定が難しかったりして。こういう国独特のある種の文化パターン(イギリスでは色々始まるけど育たないとか)は何なんだろう、国民性って言ってしまえばそれまでだけれども。
阿房列車を一條裕子が漫画化していたことを知る、見たいような見たくないような。いや見ない方が良いかなあ。大好きな大切な、私にとってすごく特別な話だもの。でもとりあえず他の漫画家の人でなくて良かった気もする。
【語録】
おにくーガンダム:ユニコーンガンダム