09/07/01(メモ)

メモ!

興福寺の多川俊映さん(http://uwamuki.com/kinobunka/j/kikou/2004.4/tagawa.html)に言われたんですけども、日本人は昔から三つの原則で生きている。1.比較しない。2.不都合を受け入れる。3.対立構造をつくらない。ヨーロッパ人は自分の都合を押し付けて論破することをが得意ですが、日本人は決定をする前日に酒を飲みながら最も最適な答えを見つけ出すために話し合いをする、悪く言えば談合ですが、そうやって知的な答えを見つけてきたんですね。質の高い、戦いをしない、平和と質素を持った民族なんですよね。


水戸岡
あとね、この国は市町村の仕事をしてお金が出ることはありませんから。こんな国ありえないですよ。いまだに国のお抱え業者は、家具だったらコクヨ。文房具屋が家具を仕切ってるんですよ。グラフィックデザインだったら印刷屋。つまり国家から直接ものを考えるところに直接仕事が来ることがないんですよこの国は。ものを考える人に対価を払うという文化がそもそも無いんです。僕は逆に宇宙人だから何でもやっていい、と思ってやってます。みなさんもっと手間暇をかけてください。


↑水戸岡鋭治

やっぱガンダムよりつばめじゃないか?

アルファベットのAって、ひっくり返すと牛の顔なんですよ。牛って意味をそぎ落としてアーって音にして、結果的にユニバーサリティを獲得したんですね。逆に象形文字のルーツを残している漢字は世界性をもてないか、っていうと絵文字としてのユニバーサリティがあると思うんですね。マウンテンとか言われても意味がわからないひとはわからないですよね。でも三本山がやっていれば、世界中の人が山だってわかるんですね。ヴィジュアルランゲージとしての可能性があるのに、日本とか中国だけのものだと思われている。コンピュータデスクトップのアイコンとか、ヴィジュアルランゲージには漢字の概念が入ってきてもいいと思うんですね。漢字をつくるOSってのがあるんですけれど、支字ってのがあるんですけれど、木の上と下、どっちにちょんをつけるか、ってことで「末」と「本」を表現する。けっこうくっついてるんですけれど、もっとやると例えば、即、っていうのは、右にあるのはでっかい口をあけて、祭壇にあるたべものを食いつくとこなんですね、既っていうのは、食べ終わって帰ろうとしているところなんです。現在完了と未来を表現仕分けるという、非常に高度なヴィジュアルランゲージの文法があるんです。漢字は日本人や中国人だけの財産にしていたらもったいない。地球言語としてつくっていっていい時代。僕はそれを先取りしているなって思ったんですね。漢字の体系ってのは、完成されてない。誰かがつくったものってのは、作り替えることができるんじゃないか、って思ってるんですよ。

ちょっと学術的な話をすると、遺伝子を最も少なくして身軽にすると変わり身が早くなるんですね。そっちで進化したのがウイルス。それに対してゲノムって遺伝子の総数をどんどん多くして、植物なんてもっと多いんですけれど、突然変異でがらっと変わることがどんどん難しくなるんですけれど、ちょっとしたことでは変わらない。アルファベットなんてのは、ウイルス戦略なんですよ。逆に言うと26文字では発展性はないですね。漢字は文化遺伝子から、意味を生み出していける。魚辺の文字は全部日本で生み出されたものなんですね。峠なんてのも上と下さえ知っていれば外国人でも意味がわかるんではないかと思うんですが、漢字は未完の体系である。


↑廣村正彰