『王妃の館』(浅田次郎 作)

『王妃の館』(浅田次郎 作)を読みました。私の印象:(◎改め)○
「浅田次郎、ブッちぎりのお笑い人情巨編、ついに登場!」(上巻帯より)
「涙と笑いの人生ツアー、ついに決着!」(下巻帯より)
おもしろかった! いっぱい笑っていっぱい泣いて生きる元気が沸いてきて、細かいこととかどうでもよくなった。確信犯も不肖の息子も地の文じゃないし! 同じ表現が重なるぐらい何さ!! 文庫になってないかなー買いたいなこれ。
幸せは似てるけど不幸は人それぞれ、って誰の言葉だっけ? なんかバルサも似たこと言ってたよね。金持ちはどこの国でも同じだけど~みたいな……。実はほかにも各種名言色々織り込まれてたりしたんかしら?
いやでもうんどうでもいいんです。おもしろかった。ベタでも予定調和でもやや強引でもいいじゃない。ごはん作るよ私! 能う限りの愛をフライパンに注ぎ込むのだ!
ああドラマ化か映画化したらいいのに。もしくは佐々木倫子が漫画化したらいいのに。あそれか川原泉で。川原泉の方がいいか? あの間とかあの独特のファンタジー具合とか人情噺臭とか、うんうん合いそう。
ただ美雪ちゃんについてはもちょっと何かはっきり明文化された解決がほしかった……ママ……(涙
あそれとM.R.先生って誰?


4/2追記
なんか繰り返し読みしてると色々矛盾が気になってきた……いやおもしろいのはおもしろいんだけど~……「彼の明るさは天性のものではなかった」のに「持ち前の明るさで自分の心の闇を照らし続け」てたり、作家さんも「いらぬ気くばりをする」人なんだか「思いやりの精神など日ごろからこれっぽっちも持ち合わせていない」んだかわからないし、とか、いろいろ、……うーん。とりあえず◎は○に格下げだなあ。ちぇっ。