『辺境のオオカミ』(ローズマリ・サトクリフ 作)

『辺境のオオカミ』(ローズマリ・サトクリフ 作、猪熊葉子 訳)を読みました。私の印象:○
モンタヌスが! にくったらしいので! もっと死にざまをこっとっこっまっかっにっ描写してほしかったです(それが惨めな死に方ならなおよし)!!
この人の話はばたばた人が死ぬのになんで読んでてあんまりつらくないのかねえ。セオデン王とかボロミアなんて未だに口惜しくて悲しくて読んでられなくなるのに。何かあるんだろうな。各人にちゃんと覚悟があるから? 死ぬ意味を自覚してるから、とか? いやセオデン王だってボロミアだってしてたよな。うーん。
今まで読んだ中で一番主人公の成長がめざましかったように感じた。「いいえ、時間はいりません、陛下。わたくしはアタコッティをいただきます。」漢よ!
部族の儀式の描写がわくわくする。私は象徴的なよみがえりが好きなんだなきっと。