『黄金の羅針盤』『神秘の短剣』『琥珀の望遠鏡』(フィリップ・プルマン 作)

『黄金の羅針盤』『神秘の短剣』『琥珀の望遠鏡』(フィリップ・プルマン 作、大久保寛 訳)を読みました。『ライラの冒険』三部作です。私の印象:○
最初つまらなくてどうしようかと思ったけど、どんどん読んでるのが幸せになってきて、それから最後は切なくなった。だがそれがいい ん だよ ね……切ないけど。切ないけど~。ご都合主義でいいからもっとなんかばっちりハッピーなエンドを! と思っちゃうけど。……うんでも全体のテーマみたいなの、善しとされてることは確かに私もしんから大切だと美しいと感じられるな。うーん。ただ二人の気持ちを思うとなあ。
ライラは好きだ。活発系女子がヒロインな話って苦手なのにこの子はよかった。媚びがないというか。男の人が書いてるから? 登場人物もそれぞれに魅力的でいい! イオレク・バーニソンなんてもう私嫁ぎたくなりました。あの、トンボに乗ったスパイとか車輪の生き物とかもすてきだ。メアリーは頼りになるし漢。ダイモンなんてダイモンなんて言わずもがな! 私も欲しいよ~。コールター夫人も、邪でワルで複雑だけど最後は好きになっちゃった。アスリエル卿はちょっとわけわからん感が残るわー……再読再々読で変わるんかも。
わけわからんといえば結局なんで子どもさらってたんだろう? あの実験というかプロジェクトは何だったん? と、なんでライラとウィルの変化でダストの流れそのものが変わったの? うーん、わかりません。もっとゆっくり読みたいな。あとできれば英語で読みたいな、その方がわかりやすそう。義姉は「結構サクサク読めるよ~」とか言ってたけどまあそんなこたあないと思うけど(私とT女英文卒じゃあねーこの格差社会め)、なんか色々感覚的思考的なとこがわかりやすそう。
これを、これの1だけを映画化なんて無謀すぎたと思う。3作でひとつの物語だし、1だけで次へ引っ張るには原作力が足りないもの。